おかゆの健忘録

不安と鬱の吐きだまり。不安パニックうつとはお友達。退職して通院中のアラサー。

▶︎おかゆと病院①

朝、といかもう昼すぎてるのにどうしても起きられない日ってありますよね。私はストレス障害になってから頭ではわかっていても起き上がれないときは本当に起きられないんだなって知りました。今日はそんな日。

 

f:id:oka_u793:20170427020552j:plain

 

おかゆは昨年(2016年)の夏あたりから今の病院に通っています。ありがたいことに、たまたま友人のお姉さんがスクールカウンセラーだったので、状態を話し今の病院を紹介してもらったので、病院難民になることなく、すんなりと先生やカウンセラーさんを受け入れることが出来ました。唯一の難点は家からちょっと遠いことかな。電車で1時間以上かかるw基本ひきこもりなので、リハビリ気分で通っています。

 

初めての心療内科は、心身の不調が起き始めて3ヶ月くらいの頃。近くの病院に行きました。この時はパニックの予期不安で通勤電車に乗るのが怖くてなりかけていて、とにかくそれを抑えたかったので、漫画で鬱について解説していた某クリニックに行きました。(わかる人はどこわかるよねw)

予期不安とあるように、数年前にパニック発作を何度か起こしたことがあります。ただその時は寝不足と体調不良が重なっただけとしか思っていませんでした。このときのことについてはまた今度詳しく書きますね。

 

心療内科は予約が大変ときいていたので、その土日にすぐに予約がとれたことに安心しました。受付でバウムテストと問診票に現状を簡単に書いてしばらく待つと診察室へ通されました。先生はいくつかの質問とちょっと話を聞いてから言いました。

 

「それじゃあ、ちょっとお薬出しときますからしばらく飲んで様子みて下さい。お酒飲んだ時みたいにふわふわっとした感じになりますが、効果に個人差があるので立ちくらみするくらい強いようなら、半分でもいいです。ご自分で調節してみて下さい。カウンセリングをご希望なら次回からになるので受付で予約をー、、」

ん??ふわふわ?そんな説明ってあるのか?どこにどう作用するんだよwふわふわってなんか怖い!と思い質問しました。

「えっと、もう一度確認したいのですがその薬はどのように効くんですか?」

「ですから、お酒のんだときみたいな感じに、ちょっとふわふわします(キリッ)」

???え、以上??どういう説明だよ。全然安心できないww

 

若干のもやもやと、しかし心療内科ってそんなものなのかもしれないという気持ちで診察室を後にし、そのままお会計と処方箋をもらい、次回予約はとらずそのクリニックを後にしました。そのクリニックにはその後行っていません(笑)

 

このときは、まだ精神障害などについての知識も浅く、薬に対しても怖い飲み始めたらやめられないのではという不安がありました。もちろん、鬱も治る病気だし、薬もきちんと正しく服用すれば大丈夫だとは知っているのですが。イメージとして怖いと言うのが先行していました。後から思えば、ここでは病名や自分の詳しい状態を言われたりしていないんですね。

診断が確定するまでに時間がかかったり、病院を変えて診断名が変更したりというのを後に理解してゆくのですが、初めての心療内科に噛み砕きまくった先生の説明で、病院に行きさえすれば原因もわかるし治ると思っていた当時の私はちょっと拍子抜けして家に帰って来ました。

途中で寄った薬局の薬剤師さんに確認し、薬はレキソタンで1ミリの錠剤を1回2錠1日2回まで、抗不安薬で即効性が高いなどを聞きました。また、グーグル先生でも調べてわりと強めの薬で(ただし今回は1ミリ錠なので中でも最低限であること)長期服用だとやめにくいなどの副作用が高いことなどもわかりました。今回は、パニックの症状が強かったので、即効性が高いものを処方したのかなと。


服用した結果、確かにお酒を飲んだ時みたいにちょっと気が大きくなる感じと言うか、ぼーっとする感じがしたので、これが例のふわふわかっ!と。不安感や予期不安は抑えられたので効果は高いと感じました。ただ、1度会社で2錠飲み平坦な道で見事にすっ転んでパンツの両膝に穴をあけ血だらけになった事件が起こったので、それからは1回1錠を不安な時のみ飲んでいました。いやー、顔面から行かなくてよかったです(笑)先生の説明も一周回って面白くなってしまい、親しい友人には「ふわふわする薬もらったw」と軽めに話をしていました。この頃はまだ、深刻に話すよりもライトな感じでカラ元気でも笑っていた方が楽だったんだよね。

 

心療内科や精神科って、もっと変な人がいて怖いところ(失礼)と言うイメージがあったのですが、普通に静かな病院の待合でした。サラリーマンやOLさんみたいな人も多く、世の中病んでる人多いんだなって改めて思いました。

この時は、診察とカウンセリングが全く別物だと言うこともよくわかっておらず、先生のあっさりさに心配になったりしましたが、ひとまず調べること、知ることは大事だと思いました。今思えば、この時の先生の診断は適切だったと感じていますし(説明足らないけどw)行かないよりは全然よかったので、どうもおかしいやばいなって感じたら、受診することを検討してみてください。

 

その後、しばらく落ち着いたかに思えたのですが、だんだん別の症状が出てきて別の病院に行くことになります。それはまた今度!